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2020.6.26

内閣府創設ムーンショット型研究開発制度

2018年に内閣府により創設されたムーンショット型研究開発制度は、着実にその成果を見せています。 

 

ムーンショット型研究開発制度は、日本の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の下、関係省庁が一体となって推進する新たな制度です。

 

ムーンショット型研究開発制度は以下の6つのプロセスに分けられます。

 

1.2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現  

2.2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現  

3.2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現  

4.2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現  

5.2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出  

6.2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現

 

内閣府がムーンショット型研究開発制度の一環で主催するムーンショット国際シンポジウムには、各分野の権威による基調講演の他、アバターロボットの開発を手掛けるMELTIN社の「MELTANT-α」 のような野心的な事業者も参加しています。

この国の未来を形作る科学技術の最先端にキャッチアップする意味でも、テクノロジー分野に携わる方には、是非、チェックして頂きたいものです。

弊社の運営するキャリアズ&テクノロジーでもムーンショット型研究開発制度に関する記事を投稿しているので、お手すきの際にご一読いただけますと幸いです。

ムーンショット型研究開発制度「破壊的イノベーションを創出せよ」

ムーンショット型研究開発制度

ムーンショット国際シンポジウム